fat beats 閉店…

ヒップホップの良質音源を提供してきた老舗レコードショップFat Beatsが、ニューヨークとロサンゼルスにある2店舗を9月にクローズすることを発表した
NY店を9月4日に、LA店を9月18日にそれぞれ閉店する予定

Fat Beatsは1994年のニューヨーク店の開店以来、ロサンゼルス、アトランタ、アムステルダム、そして東京と店舗を広げヒップホップ文化の普及に努めてきたが、流通形態の変化に伴い規模を縮小していき、現在ではNYとLAの2店舗を残すのみとなっていた

閉店に際し、Fat Beatsの社長Joe Abajianは「今後はオンラインストアを継続しながら、将来の出店の可能性を探っていきたい」という声明を発表している
またIll Bill, TruMaster & KRS-One, Black Milk, Sha Stimuli等を擁するFat Beatsレーベルは今後も継続する模様

Fat Beats16年の歴史を見てきたDJ PremierはLAタイムズの取材に対し
「Fat Beats閉店のニュースを聞いて、友人を亡くしたような寂しい気持ちになった。
彼等は良い音楽文化を届ける為に誰よりも熱心にレコードをプロモートした。
そんなショップに対して簡単に『さよなら』とは言えないよ」
と述べている